導入事例
Case 08

GOOD MUNCHIES

食べログオーダーありきの店舗設計で DXを実現

食べログオーダーありきの 店舗設計でDXを実現

2023年6月、練馬区の住宅街から新宿御苑駅前にリニューアルオープンしたグルメバーガー店。
食べログオーダー導入の経緯や活用までの道筋を、CEO / Founderの今西様に伺いました。

Information

業態
ハンバーガー、レストラン
席数
18席
スタッフ数
3~4人
機器構成
  • プリンター × 1
  • スピーカー × 1
  • ハンディ × 1
概要
新宿御苑前駅から徒歩1分。本格的なグルメバーガーが洗練された空間で楽しめるお店として、オープン直後から人気を集めている。ターゲットを定めない店構えで、老若男女が落ち着いてハンバーガーやお酒を楽しむ場となっている。
食べログURL
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130303/13285858/
店舗内観

“モバイルオーダーありき”のオペレーションで、住宅街から繁華街へリニューアルオープン

お店のコンセプトと、モバイルオーダー導入の背景について教えてください。

GOOD MUNCHIESは、「最高のバーガーと最高のホスピタリティを提供する」ことをコンセプトにしたバーガー専門店です。東京都練馬区の住宅街で約6年間地元の方から愛され、2023年6月に本店をこの新宿御苑前駅へ移転しました。

元々効率化や利益率向上のためにモバイルオーダーを入れたいなとは考えていて、食べログオーダーはまだ移転が決まっていなかった頃、色々な会社に問い合わせた上で決めました。初期費用が高かったり、UI/UXといった画面の見やすさがあまり…という会社が多い中で、食べログオーダーは良さそうだなと。そこから移転のプロジェクトが進んだので、「新店では食べログオーダーありきの内装 / 店舗設計にしよう」と決めました。最初からテイクアウト以外の紙メニューやテーブル上のPOP、壁面メニューなどをなくし、食べログオーダーだけでご案内が完結するようにしよう、と。

導入開始にあたり、不安や懸念点などはありましたか?

当時、現場からは「QRコードが読み込めない方が来られたらどうするのか?」「嫌がる方はいないか?」と抵抗は多少ありました。ただ私自身はDXは必要だと思っていたので、「もしそういう方がいたとしても、全体の中のごく一部。そういう状況や場面にどう臨機応変に対応できるかが、これからの時代の飲食店に求められるものだ」と、積極的に推進していきました。こういうサービスの導入って費用ではなく投資だと考えているので、削減できる工数分を人材やお客様への接客に還元できるなら全く問題はないし、そういうお店にしていかないとなと。

とは言え大きな方向転換になるので、3ヶ月の無料トライアル(※)の上で、というのは前提でした。いつでも軌道修正は出来るように慎重さは保ちながら、オープンの日を迎えました。

2023年9月時点。本キャンペーンは予告なく終了する可能性があります。

インタビューの様子

お客様 / スタッフ双方のストレスを削減しながら人件費もスリムに

紙メニュー、壁面メニューのない運用を始めてみていかがでしたか?

いざ運営を始めてみると、想定以上に良かった。まずお客様からの呼び出しという突発的なリクエストに応じることがなくなったため、入店からお食事、退店まで、お客様のご状況に応じて適切な接客が出来るようになりました。注文をしたくてもスタッフが気付かなかったり、洗い物の最中に作業を止めなければいけなかったりという、お客様 / スタッフ双方のストレスを削減できています。

お客様からご質問があったり、ご案内が必要だと感じたことはどんどん食べログオーダー上の表示を改良していきました。落ち着いた空間を演出するためにテーブルにPOPなどは置きたくなかったので、必ず食べログオーダーの画面を見てもらえるように。見てもらえれば分かるように、工夫しています。

もしスマートフォンを持っていない方やご年配の方が来られた時にはテイクアウト用に用意している紙メニューをお見せして、「他のメニューについても、何でもご説明します」と口頭でご注文いただいています。大半の方はQRコードを読んでご注文いただけるので、デメリットはほぼ感じていません。

メニュー表

人件費を抑えてスタッフ待遇に再分配、利益率&顧客満足度の向上へ

食べログオーダー導入による経営上の変化はありましたか?

オプションの注文が増えて客単価が上がったのと、人件費がかなり節約できています。土日祝日やランチだと外に行列ができるのですが、もし食べログオーダーがなかったら、より円滑に回すためにはスタッフがもう1名は必要です。人件費が1日1〜1.2万円程度と考えると、ザッと毎月30万から40万円は抑えられていますね。

元々日本の飲食店って、業界全体で利益率が低すぎると感じていて。今までの「当たり前」を「当たり前」だと思わないようにしないと、ブラックなままで次の世代の人たちが憧れる職業にはならないと思うんです。DXもその一環で、まずは初歩的な注文受付の部分から始めて、浮いたコストを、お客様を喜ばせられる従業員に還元する。

料理に惜しみなく情熱を注ぐのと同じように、スタッフにお金を出せるようにしないと、良いお店は作れません。利益を出すためには、お客様に満足いただけるようなホスピタリティのあるスタッフの存在が必要不可欠です。客単価を上げて、人件費に配分する。しっかり稼いで、稼ぐ分だけお客様を喜ばせる。飲食店自身が積極的にこういう動きをしていかないと、業界全体が危ういという危機感を常に抱いています。

単純作業はデジタルにし、効率化できるところは効率化してスタッフに還元する。良いスタッフが集まれば、良い文化が出来てくる。良い文化のあるお店は、お客様にもご満足いただけて客単価も上げることができる。そういう良いサイクルをちゃんと回して、“ブラック”になってしまっている飲食業界に一石投じたいなと考えています。

作業の様子

食べログオーダーを使ったオペレーションの型を磨き、国内外へGOOD MUNCHIESを

今後の店舗展開について教えてください

GOOD MUNCHIESでは国内でまず3年以内に30店舗作り、ゆくゆくは海外への展開も見据えています。直営店だけでなくフランチャイズもやっていきたいなと。

ハンバーガー専門店って、少し職人気質な方が多いんです。アメリカンでポップで、ちょっと雑…みたいな風潮があるので、GOOD MUNCHIESは温かいホスピタリティというところで差別化しようとしています。インバウンド需要も積極的に拾っていきたいので、観光地や商業施設にそういう空間があったら必ず喜ばれるかなと。

そのためにはオペレーションの最適化や「型」作りは非常に重要で、この店舗でそれを磨いていっています。もう食べログオーダーなしの店舗は作らない!というくらい、このオペレーションにして良かったなと感じているので、積極的にこれからも活用を進めていって、このビジョンを叶えていきたいですね。

インタビューの様子

PR・メッセージ

導入を検討中の方へのメッセージがあれば教えてください

この取材でお話ししたことが全てです。積極的にやる価値はありますし、「うちは専門店だから要らないかも」と思っていた時期もありましたが、導入してみて本当に様々な面で効果が実感できています。
迷ったら、まずは3ヶ月だけでもトライアルをしてみるべきだと思います。

最後にお店のPRをお願いします

GOOD MUNCHIESはどなたでも入りやすく、いつでも楽しめるハンバーガー専門店です。平日なら少しお得に専門の味が楽しめますし、ディナータイムにはキャンドルを灯してデートにもご利用いただけるような空間に。バーテンダー経験のあるスタッフもおりますので、お酒も美味しいです。

老若男女問わず、あらゆるシチュエーションでご利用いただけますので、ぜひ本格グルメバーガーを食べに来てください。

外観

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