新鮮なみやざき地頭鶏の刺身が名物の、大阪府茨木市の「居酒屋小姫」。
食べログオーダー導入の背景や効果について、店主の池田様にお話を伺いました。
もともと数年前から他社のモバイルオーダーを導入し、2022年11月に食べログオーダーに切り替えました。最初に導入したのはコロナ禍前でまだモバイルオーダー自体が普及しておらず、他社にとってもサービスを立ち上げたばかりでほとんど事例がない、という状態からのスタートでした。
営業の方から紹介されたのがきっかけですが、店舗の構成からどうしても個室なども含めて全体を見渡すことが難しいので、モバイルオーダーがあれば助かるかなと。お客様も物珍しさからか、若い人を中心に比較的すんなりと使ってくれたという印象です。
元々利用していたモバイルオーダーだとメニューの編集を自店舗で行なうのが難しく、サポートの方に電話したり、直接来ていただいたりして登録をしていました。コロナ禍になり中々サポートを直接受ける機会も少なくなってリプレイスを検討していたところに、食べログオーダーが無料で試せるキャンペーン※ があると聞いて、試してみようかなと。
実際に使ってみると、食べログオーダーは店舗管理画面が使いやすく、セクションとカテゴリも分かれているので「料理」の中でも「刺身」「焼き物」と分けられたり、管理画面から簡単にメニューの入れ替えができる点が非常に良いと思いました。毎日手書きで旬のおすすめメニューを用意し、モバイルオーダーのメニューも入れ替えているので、ここの操作が簡単になるというのは重要でしたね。
2023年3月時点。本キャンペーンは予告なく終了する可能性があります。
メニューがとにかく簡単に作れます!14種類ほどある日替わりメニューも、数分程度で登録できます。登録後提供しなくなったメニューも「掲載停止」か「削除」かを選べるので、「今後もやりそうだな」というメニューに関しては、あえて削除せずにデータを残すようにしています。
管理画面上に「過去どんなメニューをいくらで提供していたのか」というデータが貯められるので、これまでの手書き運用だけでは残せなかったメニューもデータベースとして残るのは有難いです。日替わりとして登録しようとしたメニューが過去に登録されていたりすると、過去の提供価格を参照しながら原価に応じて値段だけ書き換えるだけで済むので、運用が楽ですね。
日替わりメニューのほかにも、日本酒や焼酎を時期に合わせてこだわって仕入れているので、お客様から紙のメニューを見ながら「今日は他に何かないの?」と聞かれるときには「今日の最新メニューはQRコードから参照してね」と案内しています。
紙メニューや貼り紙でも合わせてご案内はしていますが、なかなか修正が大変で、きちんと変更しようとすると刷り直ししたりで時間も労力も取られてしまうので…やろう、やろうと思っても、なかなか出来ないんですよね。今後は食べログオーダー上に写真と説明文と一緒にちゃんと残していけば、メインメニューはオーソドックスなものだけ載せていれば良いのかな、とも思い始めています。
既に他社のモバイルオーダーを利用していたので、大きな不安はありませんでした。サポート担当の方は親切ですし、導入のときにお立会いいただいたり、操作が分からないときの電話にも、タイムリーに対応していただいているなという印象です。よくある“作りっぱなし”“導入しっぱなし”ではないかな、と。
注文を紙の手書き伝票で受け付けていた頃は、金曜や土曜などの忙しい時はホールスタッフ3人はいないと回らなくて。モバイルオーダーを入れてからは、キッチン2名、スタッフ2名の4人でも回せるようになりました。日で平均0.5人は人員を減らせるので、1か月間で15人分くらいの人件費の最適化はできているかな、と。時給で考えると、10万円以上ですね。
同じことをしようとしたとき、テーブルに端末を置くようなシステムは導入費用が高額になってしまうんですよね。メニューを作りこむ費用も高いですし、充電設備も必要になってしまうので、個人経営の飲食店では難しいかなと。モバイルオーダーでも導入費用やランニングコストはどうしてもかかってしまいますが、人件費のメリットの方が大きいので、すぐに相殺できてしまうものだと思います。
あとは、会計の手間が減ったのが大きいですね。立地の関係でお客様が同じ時間帯に3-4組同時に退店されることもあるのですが、手書き伝票でそれまでの合計金額を計算できていなかったりすると、1から計算して処理することになるので結構お待たせしちゃうんですよね。モバイルオーダーは自動で集計してくれるので、ありがたいなと感じています。
モバイルオーダーを導入するとしても、「常連さんが使ってくれるのか」という不安はあるかと思います。実際に私の店でも、深夜になるとお客様も酔いが回ってくるので、食べログオーダーとハンディでの代理注文が50:50くらいになっています。
それでも、ホールスタッフの業務が詰まっているときに「こちらから注文いただいた方が早く出せますよ」とか「口頭注文要らないので感染対策になりますよ」とご案内することで、意外とすんなりと受け入れていただけています。
人員の最適配置や会計の手間、メニュー更新の工数などを考えると、モバイルオーダーを入れる方が良いんじゃないかなと、私は思っています。
宮崎地頭鶏の美味しい鳥刺しが名物です。その時の旬のお酒に合った美味しいメニューを提供するために、季節ごとの日替わりや、お客様の「食べたい」に応えるリクエストメニューにも対応しています。営業時間も平日は18時から27時、週末は29時までお店を開けているので、時間を気にせず、ごゆっくりお過ごしいただけます。
暖かい時期にはテラス席も出しているので、開放的な空間を楽しむこともできます。茨木市に来た際には、ぜひお立ち寄りください!
有料オプションの注文数増で客単価が26.4%UP
注文の97.6%がQRコード経由になり、少人数運営に成功
飲み放題での活用でスタッフの生産性が向上
歴史的建造物内の甘味処でのIT化で接客の質を向上
手厚くあたたかみあるサポートで、ITサービス初導入もスムーズ
食べログオーダーの導入で接客の質が向上、フードの注文数が増え売上1.6倍を実現
食べログオーダーありきの店舗設計でDXを実現
複数サービスとの導入・比較後、他の店舗や業態で食べログオーダーを採用
地域密着型の居酒屋で、年齢層の高い常連客にも浸透
多言語メニュー対応で海外のお客様からの満足度が向上
焼肉店での食べログオーダー活用でホールスタッフの工数削減
人気韓国料理店で若い方や女性がより過ごしやすい空間に
創業100年目を迎えた鮮魚店の直営寿司店における“半歩先”のDXを実現