神奈川県溝の口エリアを中心に複数店舗を展開する「TRK株式会社」。2023年開業の「牛タン圭助 武蔵中原店」、「天ぷらと鮮魚 魚天」で食べログオーダーを導入・活用しています。食べログオーダーの導入の背景や他社サービスとの比較について、代表取締役社長の水口様、「天ぷらと鮮魚 魚天」店長の稲垣様にお話を伺いました。
株式会社TRKは神奈川県の溝の口を中心に飲食店を複数経営しています。食材原価や人、モノに積極的に投資をして居酒屋や肉バル、焼肉などを展開。地域の皆さまに愛され、貢献し還元できるような会社を目指しています。
食べログオーダーを導入した「天ぷらと鮮魚とれんげ寿司 魚天」は、福岡エリアで流行している業態を参考にして2023年7月にオープンしました。元々ブランドの中に海鮮も入れたいなと考えており、見栄えも綺麗でSNSにも映えるれんげ寿司や、1品1品揚げたてを提供する天ぷら、新鮮なお刺身、この3本柱で和食や日本酒がお好きな方を中心にご来店いただいています。
元々グループで最初にモバイルオーダーを入れたのは低価格帯の大衆酒場ブランドで、コロナ禍での時代の流れもあり、食べログとは別の会社のQRシステムを導入しました。非接触が推奨されていましたし、スタッフが立て込んでいるときに、モバイルオーダーから呼び出せたり注文できたりするという点で便利かなと。
最初のうちは、そもそもスタッフもお客様もモバイルオーダーに慣れなかった。まだ当時はモバイルオーダーサービスを提供しているベンダーも少なかった中で、一部の人しか使っていなかったです。導入したサービスがまだ飲み放題に対応していなかったり、お客様の注文画面も分かりづらかったりして、結局ほとんどはハンディ端末の代理注文を利用していました。
それでも忙しいタイミングでは「使いづらい」とクレームに繋がったり、QRが使われないで呼び出されてしまう…といったシステムへの不平・不満があった中で、食べログ営業から食べログオーダーの話を聞き、じゃあ試してみようかなと。
3カ月無料のキャンペーン(※)もありましたし、初期費用も他社と比較すると抑えられる。ちょうど新店で「牛タン圭助 武蔵中原店」を出すタイミングだったので、導入を決めて。その2カ月後、今回の「天ぷらと鮮魚とれんげ寿司 魚天」の開店の際も、続けて導入していきました。
2023年9月時点。本キャンペーンは予告なく終了する可能性があります。
これまで利用していた他社のモバイルオーダーと比較して、食べログオーダーは「かゆいところに手が届くシステムだな」と。オンライン予約管理台帳の食べログノートもそうですが、食べログの提供するシステムは総じて飲食店にとって使いやすい作りだと感じます。
画面に出てくる写真の大きさとか、お客様が呼出したいときのボタンの位置とか、呼び出しされたらハンディ端末からちゃんと音が鳴るとか。細かい操作性やデザインまで"使いやすさ"へのこだわりが行き届いているので、すごく良いなと。メニューの登録や電話対応などのサポートも充実していて、他社システムだと1〜2日まるまる工数が取られてしまうような作業も、食べログオーダーなら簡単ですぐできます。
ちょうど良い物件が空いたので海鮮系のブランドを出そう、出すなら食べログオーダーを入れようと迷いはありませんでした。
お客様からの反応は上々で、「モバイルオーダーは嫌だ」という方でない限りは、ほとんどご利用いただけます。画面の構成が分かりやすいので、スマホを普段からご利用される方であれば、抵抗されたり、使い方を聞かれることもなく、迷いなくオーダーいただいている印象ですね。他店舗で起きていたような「使いづらい」というクレームは、食べログオーダーの導入店舗では起きていません。
またiPhoneがハンディになるので、スタッフも操作しやすいですね。基本的な操作説明はほぼ必要なく、すぐに慣れてくれます。POSレジに付随する専用のハンディ端末などは多機能で便利なものの、気軽にメニューを追加したり、そのメニューを打つ場所や内容を教えたりという教育が必要になるのですが、食べログオーダーはその点の落とし込みもしやすいです。
今後も新店を開くときはまず食べログオーダーを導入しますし、既存の店舗に関しても現在、食べログオーダーに切り替えていくような検討を進めています。
一番大きいのは、臨機応変に価格改定ができる点です。ここは利益に直結してくるので…。昨今、仕入れ価格の波は非常に大きくなっており、キャベツ1玉の価格があっという間に2倍以上になっていたり、いつも仕入れていたものの価格がどんどん変わっていきます。
仕入れ業者の方が一つ一つ説明してくれる訳ではないので、薄利多売の中でも赤字にしないためには原価を見ながら細かにコントロールをしていくことが必要になります。食べログオーダーはPCが一つあれば簡単に店舗側でメニュー価格の調整ができるので、その点は助かっています。
忙しいときや「すみません」と声をかけづらいお席や個室がある場合には、モバイルオーダーがあるとないとで安心感が違いますね。あとドリンクなどの提供のスピードはお伺いしてまた戻って作って…という往復がない分、確実に変わります。
個人的には、これまで数年モバイルオーダーを利用してみた立場からの基本的な考え方として、あくまでこれは一つの"選択肢"であるべきだと思っています。居酒屋となると人と人との触れあいや掛け合いを求めている方も多いので、そういう方にはオーダー画面から呼び出してもらって、口頭でご注文いただくのが良いのかなと。モバイルオーダーが一つあると、メニューブック機能、呼出機能、会計依頼などあらゆる部分を賄えますから、かなり安上がりです。
その中でも食べログオーダーであれば、お客様からの呼出もしやすい、メニューも見やすい、スタッフ側の操作もやりやすい。唯一のシステムです。これからの居酒屋はどんどんハイブリッドな接客になっていくと思うので、食べログオーダーを使わないという選択肢はないと考えていますね。実際に他の飲食店経営者にも「モバイルオーダーやるなら食べログオーダーだよ」といつも勧めています。
ここのところの物価高は、国を挙げて問題視しているくらい、かなり厳しいです。当然お客様は安いお店に行ってしまうので、つい安さを私たちも優先してしまいがちですが、原価が上がってしまうと利益を確保するのも難しくなります。
いかに開業時の投資金額を抑えるか、無駄な経費や人件費を抑えていくのかが今後経営において重要になってきます。そんなとき、初期費用も安く価格改定も用意、人件費もある程度は下げられる食べログオーダーのようなシステムを上手く使うことが重要ではないかなと。
しっかりと良いものを見つけて取り入れていけるかどうかが、今後の経営の行く先を左右するのではないでしょうか。
海鮮の目利き、取り扱いが得意な店長が美味しいお刺身、天ぷら、見た目にも楽しいれんげ寿司を提供する溝の口では唯一無二のお店です。お客様にとってのコストパフォーマンスにとことんこだわりながらも、天ぷらは1品1品揚げたてを提供します。
ぜひ、リーズナブルで美味しいお料理と日本酒を楽しみに皆さまでご来店ください。
有料オプションの注文数増で客単価が26.4%UP
注文の97.6%がQRコード経由になり、少人数運営に成功
飲み放題での活用でスタッフの生産性が向上
歴史的建造物内の甘味処でのIT化で接客の質を向上
手厚くあたたかみあるサポートで、ITサービス初導入もスムーズ
日替わりメニューの簡単登録で注文受付を効率化
食べログオーダーの導入で接客の質が向上、フードの注文数が増え売上1.6倍を実現
食べログオーダーありきの店舗設計でDXを実現
複数サービスとの導入・比較後、他の店舗や業態で食べログオーダーを採用
地域密着型の居酒屋で、年齢層の高い常連客にも浸透
多言語メニュー対応で海外のお客様からの満足度が向上
焼肉店での食べログオーダー活用でホールスタッフの工数削減